スマホには様々な種類の画面ロックがあります。画面ロックを設定することで、万が一スマホを紛失しても他人にデータを見られる心配がありません。本記事では画面ロックの種類と設定方法について解説します。
画面ロックの種類
1. パターンロック
パターンロックとは、画面上に表示された9つの点を指でなぞって、設定したパターンを入力することでロックを解除する方法です。パターンを設定する際に、縦横斜めどの方向にも指を動かすことができます。
2. PINロック
PINロックとは、4桁以上の数字を設定することでロックを解除する方法です。数字以外の文字は使うことができず、セキュリティが比較的低いと言えます。
3. パスワードロック
パスワードロックとは、数字やアルファベット、記号を組み合わせた文字列を設定することでロックを解除する方法です。PINロックよりもセキュリティが高く、設定する文字数や種類を自由に設定できます。
4. 指紋認証ロック
指紋認証ロックとは、画面上に表示された点を指でなぞって、指紋の形状を認識してロックを解除する方法です。指紋が登録されている必要がありますが、指をかざすだけでロックを解除することができ、利便性が高いと言えます。
5. 顔認証ロック
顔認証ロックとは、顔の形状を認識してロックを解除する方法です。顔を登録することで、スマホを持ち上げるだけでロックを解除することができます。
画面ロックの設定方法
パターンロックの設定方法
- 「設定」アプリを開きます。
- 「セキュリティ」を選択します。
- 「画面ロック」を選択します。
- 「パターン」を選択します。
- 「パターンを描く」と表示された画面で、指で順番にパターンを描きます。
- パターンを確認するためにもう一度描きます。
- パターンが正しければ、設定完了です。
PINロックの設定方法
- 「設定」アプリを開きます。
- 「セキュリティ」を選択します。
- 「画面ロック」を選択します。
- 「PIN」を選択します。
- 4桁以上の数字を設定します。
- 数字を再度入力して確認します。
- PINが正しければ、設定完了です。
パスワードロックの設定方法
- 「設定」アプリを開きます。
- 「セキュリティ」を選択します。
- 「画面ロック」を選択します。
- 「パスワード」を選択します。
- 8桁以上の数字と文字を組み合わせたパスワードを設定します。
- パスワードを再度入力して確認します。
- パスワードが正しければ、設定完了です。
指紋認証ロックの設定方法
- 「設定」アプリを開きます。
- 「セキュリティ」を選択します。
- 「指紋描画」を選択し、「次へ」を押します。
- 4×4のマス目が表示されるので、自分で描きたい紋の形状を指で描きます。このとき、紋は直線を使わず、交差してもいけません。
- 指紋を2回描くことで、指紋認証ロックの設定が完了します。
複数の指を登録することで、より確実な認証が可能になります。
顔認証ロックの設定方法
- 「設定」アプリを開きます。
- 「セキュリティ」を選択します。
- 「顔認証」を選択し、「次へ」を押します。
- 顔認証の設定画面が表示されますので、指示に従って顔をスマホのカメラに向けます。
- スマホが顔を認識し、設定完了です。
顔認証ロックは、照明条件や顔の角度などによって認識に失敗する場合があります。そのため、指紋認証などのロック方法と併用することをおすすめします。
まとめ
スマホにはパターンロック、PINロック、パスワードロック、指紋認証ロック、顔認証ロックの5つの種類の画面ロックがあります。それぞれに特徴があり、使用する場面や好みによって使い分けることができます。
指紋認証ロックと顔認証ロックは、指紋や顔の形状を登録することで、簡単かつ高いセキュリティを実現することができます。パターンロックは、画面上で指定されたパターンを指でなぞることで解除します。PINロックは、数字のパスコードを入力して解除します。パスワードロックは、自分で設定したパスワードを入力することで解除します。
それぞれの設定は簡単にできるため、使い方を覚えておくとスマホのセキュリティ強化に役立ちます。お好みの画面ロックを設定して、安心してスマホを使ってください。