Eメールとは?Gメールとは違うの?SMSとの違いについて

用語解説

スマホやパソコンでよく使われるEメールについて、Gメールとの違いやSMSとの使い分けについて解説します。

Eメール:電子メールサービスの総称

Eメールとは、電子メール(Electronic Mail)の略称で、インターネットを介してテキスト、画像、動画などのデータを送受信するためのシステムのことを指します。
メールアドレスと呼ばれる「xxx@example.com」のようなアドレスが必要で、相手先のアドレスにメールを送ることができます。

Eメールの種類

主なEメールの種類には、以下のようなものがあります。
Gメール:Googleが提供する無料のEメールサービス。
Yahoo!メール:Yahoo!が提供する無料のEメールサービス。
Hotmail:Microsoftが提供する無料のEメールサービス。

このように、Eメールは電子メール全体の総称で、GメールやYahoo!メールはその中の1つの固有名詞になります。

SMSとの違い

SMSはショートメッセージサービスの略で、電話番号を使い電話回線でメッセージを送ることができるサービスです。
EメールとSMSはいずれも電子的な通信手段ですが、それぞれに特徴があります。

送信先の違い

Eメールは、インターネットに接続された端末ならどこからでも送信できます。
一方で、SMSは、自分の携帯電話番号に登録された別の携帯電話番号に送信できます。つまり、Eメールは、世界中の誰にでも送信できる一方で、SMSは、特定の人にしか送信できません。

送信できる文字数の違い

Eメールは、ほぼ無制限の文字数を送信できます。
一方で、SMSは、一つのメッセージに送信できる文字数に制限があります。通常、日本国内で使用されているSMSの場合、一つのメッセージには160文字までしか送信できません。画像も基本的には送信できません。
このため、長文の文章を送信する場合は、Eメールの方が適しています。

送信の安定性の違い

Eメールは、インターネットに接続されたサーバーを経由して送信されます。このため、送信先の環境によっては、届かない場合がありますが、大半の場合は送信できます。
一方で、SMSは、電波の状況によっては送信できない場合があります。特に、山間部や地下鉄など、電波が届きにくい場所では、送信できないことが多いです。

無料で送信できるかどうか

Eメールは、インターネットに接続できる環境があれば、基本的には無料で送信できます。
一方で、SMSは基本的にプランによって料金が設定されています。

ただし、LINEやWhatsAppなどのアプリを使用すれば、インターネットに接続できる環境がある場合は無料で電話番号だけでメッセージを送信することも可能です。

まとめ

Eメールはインターネットを介して、文字や画像、音声、動画などのデータをやりとりする電子メールのことです。GメールやYahooメールなどはEメールの一種になり、基本的に全世界の人にメッセージを送信することができます。

一方、SMSは携帯電話を介して、短いテキストメッセージを送受信するシステムです。送信や受信は簡単ですが、長い文章や写真、音声、動画などのやりとりには向いておらず、また送受信料がかかることがある点にも注意が必要です。

両方ともに言えるのですが、メッセージのやり取りをする上でセキュリティに関する知識も必要です。不審なメールやリンクには注意し、セキュリティソフトを導入するなど安全な利用を心がけてください。

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