インターネットで様々なサービスを利用する際に、パスワード設定が必須になりつつあります。住所や生年月日等の登録を求めるサービスが増えているので、個人情報の管理が非常に重要になっています。
そこで大事なのがよりセキュリティの高いパスワード設定になります。簡単なパスワードを使ってしまうと第三者に不正にアクセスされる危険があるためです。
本記事では、より安全なパスワードの作り方について分かりやすく説明します。
パスワードの作成で気をつけるポイント
パスワードの基本ルール
パスワードを作成する際には、以下のルールを守るようにしましょう。
8文字以上の長さにする
パスワードの長さは重要です。8文字以上、16文字以上が望ましいとされています。長いパスワードは解読されにくくなります。
大文字・小文字・数字・記号を組み合わせる
パスワードを作る際に、英字の大文字と小文字、数字、記号を組み合わせるとより強固なパスワードになります。例えば、「password」だけではなく、「p@ssW0rd!」のように複数の要素を組み合わせることで、パスワードの強度を高めることができます。
パスワードの作成例
以下は、安全なパスワードの作成例です。
- 例1:Taro1234!(Taroという名前と数字、記号を組み合わせたパスワード)
- 例2:mYf@vorit3(大文字・小文字・数字・記号を組み合わせたパスワード)
- 例3:J0g!ngM@r@thon(単語ではなく、短縮形を組み合わせたパスワード)
パスワードの管理で気をつけるポイント
同じパスワードを使わない
複数のサービスで同じパスワードを使うことは避けるべきです。もしも1つのサービスでパスワードが漏れてしまった場合、他のサービスのパスワードも同様に危険にさらされることになります。それぞれのサービスに異なるパスワードを設定することで、セキュリティ上のリスクを低減することができます。
定期的に変更する
定期的にパスワードを変更することも大切です。万が一パスワードが漏れてしまった場合でも、定期的なパスワード変更で被害を最小限に抑えることができます。一般的には3ヶ月~6ヶ月に1回の変更が推奨されています。
パスワードを共有しない
パスワードは個人の情報であり、他人に知られることは避けましょう。家族や友人とアカウントを共有する場合は、アカウントごとに別々のパスワードを設定することをおすすめします。
以上がパスワードを作成する際に気を付けるべきポイントです。また、パスワードを適切に管理することで個人情報の保護やセキュリティの向上に繋がります。非常に重要なことですので、忘れないようにこれらのポイントを意識してください。